むし歯・歯周病を予防しましょう

大切な役割を持つ歯を守るために

歯には、食べ物を噛み、栄養の摂取を助けること以外にもたくさんの大切な役割があることをご存知でしょうか?

  • 歯触りや歯ごたえを感じさせ、食事を楽しくする
  • 噛むことで石や砂などの異物を素早く感知し体内への侵入を防ぐ
  • 歯と舌・唇が合わさることでさまざまな発音ができる
  • きちんと噛み締めることで、スポーツなどで瞬間的に大きな力を発揮することができる

このように、歯は楽しく生活をしていくうえで欠かせないもの。だからこそ、日々の予防が大切です。むし歯や歯周病にならないために、しっかりとした予防を行いましょう。

フッ素で効果的なむし歯予防

フッ素塗布はむし歯予防に非常に有効です。ごく初期段階のむし歯の場合、歯が本来持つ再石灰化の作用によって自然に治癒することがありますが、フッ素はこのはたらきを活発にするもの。歯の表面にフッ素塗布を行うことで、強い抵抗力が生まれ、むし歯に強い歯質になります。狭山市の「いづみや歯科」でもフッ素塗布を行い、むし歯予防のサポートをしています。

むし歯予防に効果的なキシリトールガム

むし歯になりにくい甘味料はいろいろありますが、「むし歯を予防する」ということを考えると、やはりキシリトールガムが有効であると考えられます。そのはたらきを以下でご紹介します。

その1.むし歯菌の数を減少させる

糖類をえさにしている「むし歯菌」は、キシリトールを摂取したとしても、生きて行くためのエネルギーを確保できずに死んでしまいます。つまり、日頃からキシリトールを摂取していれば、むし歯菌の数を減少させることができるのです。

その2.歯の再石灰化をサポート

むし歯は、むし歯菌が放出する酸によって歯が溶け出して起こります。再石灰化は、この酸によって溶け出したエナメル質を修復するだ液のはたらきのこと。ガムを噛むことでだ液が継続して分泌されるため、再石灰化が促進される環境をつくることができます。

その3.だ液の分泌を促す

キシリトールが持つ冷涼感のある甘みと、ガムを噛む効果でだ液の分泌量が増えます。だ液には再石灰化の他に、むし歯菌を洗い流すというはたらきもあります。だ液の分泌量が増えることは、口腔内にとてもいいことなのです。

予防方法紹介

狭山市の「いづみや歯科」で行っている予防歯科メニューをご紹介します。

定期検診

当院の専門スタッフが定期的に口腔内の健康をチェックいたします。検診の結果に基づき、その後行うメインテナンスについてのご案内をさせていただきます。

ブラッシング指導

歯並びやブラッシングの癖などには個人差があります。当院では、患者様一人ひとりに合わせたブラッシング指導を行っております。

フッ素塗布

フッ素は歯質を強くするはたらきがあるため、むし歯予防に効果的です。また、ごく初期段階のむし歯の場合であれば、フッ素を塗布することで症状が改善することもあります。

PMTC

PMTCというのは、歯科医師や歯科衛生士が専用の器具を使って行う歯のクリーニングのことです。PMTCを定期的に行うことにより、むし歯や歯周病の予防に役立ちます。

噛み合わせの確認

噛み合わせの乱れが口腔内のさまざまな問題につながることはよくあること。それだけではなく、噛み合わせの乱れによって身体の調子が悪くなることもあります。定期的に噛み合わせの確認を行い、問題が見られるようであれば適切な処置を受けることが大切です。

予防やメインテナンスは歯科衛生士にお任せください。くわしくはこちらをご覧ください。